大河ドラマ(第4話)で気になったこと⇒栄一が怒った理由
大河ドラマ(第4話)は、
「栄一、怒る」という題名だったので、
なぜ怒ってしまうのか気になっていました。
渋沢先生:
役人が500両を払えと言ったからだよ
500両って令和の時代だといくらくらいかな?
調べてみよう!
渋沢栄一が怒ったシーンです。
【栄一が怒ったシーン】
役人(武士)から(ペルーも来たし国を守るため)500両を出すように言われる
↓
栄一「(お父さんの代わりに要件を聞きに来ただけなので)お父さんに聞いてから答えます」
↓
役人「そんなことで、代わりが務まるのか!」
↓
栄一「ここで(500両)払うとは言えません(断固拒否)」
怒った理由は、
1両でも、人と材料と苦労がかかっているお金を、それも、
500両という大金を簡単に払うことが出来なかったということですね。
ただ、僕(中学生)には分からなかったです。500両の価値が。
すごく高いお金を要求されているのは分かりましたが、500両が今の何円の価値なのか分からなかったです。
調べてみました。
↓
日本銀行さんのHPにありました。
Q5.江戸時代の一両の現在価値はどのくらいですか?
A5.江戸時代における貨幣の価値がいくらに当たるかという問題は、大変難しい問題です。世の中の仕組みや人々の暮らしが現在とは全く異なり、現在と同じ名称の商品やサービスが江戸時代に存在していたとしても、その内容に違いがみられるからです。ただし、1つの目安として、いくつかの事例をもとに当時のモノの値段を現在と比べてみると、18世紀においては、米価で換算すると約6万円、大工の賃金で換算すると約35万円となります。なお、江戸時代の各時期においても差がみられ、米価から計算した金1両の価値は、江戸初期で約10万円前後、中~後期で4~6万円、幕末で約4千円~1万円ほどになります。
出典元:日本銀行
幕末というのは、まさに今回の「ペリー来航」・「日米和親条約」の頃~なので、
1両=1万円で計算します。
だから、500両の価値 ⇒ 今の、500万円ですね。
江戸後期の4万円で計算すると、500両の価値 ⇒ 今の、2000万円ですね。
価格の差は大きいですが、
500万円としても、いきなり払えと言われたら怒りますよね。
ただ、中学生の僕は500万円もすごく高いとまでは分かりますが、何が買えるくらいか分かりません。だから・・
調べてみました。
↓
良い車が買えます!
良い車が買えるくらいのお金を出せ!と言われたら、
「はい!分かりました!」とは言えませんね。
それは怒りますよね。
納得しました。勉強になりました。
今回の大河ドラマは、
徳川家康(1代)が最初に解説してくれる新しいスタイルです。
中学生にも知っている人物が解説してくれるので、分かりやすいです。
徳川幕府は第15代の徳川慶喜(よしのぶ)で終わることを知っていて、
最初の解説で、今は13代将軍の家定(いえさだ)の時ですと教えてくれるから、
15代までのカウントダウンをされているみたいで、少しドキドキします。
いずれ出会う15代最後の将軍「徳川慶喜」と「渋沢栄一」が出会うまでのカウントダウンのようです。
11の時代を生き抜いた渋沢栄一です。人生の中で、多くの喜怒哀楽があったはずです。怒るようなことも多くあったと思います。それでも、大河ドラマのなかで、その人の生涯を表現するドラマの中でも、今回の場面を「怒りの会」にしたのですね。
Twitterも始めました。宜しくお願いします。
#大河ドラマ は題名が「栄一、怒る」だったので、何に怒るんだろうと思いました。
— AWATAKA (@AWATAKA1) 2021年3月7日
BSで見て、1両の価値を調べました。
(20時からのNHKで見る方にはネタバレになります)
役人から500両差し出せ!と言われ、嫌です!と怒ります。
500両 の価値を調べました↓
1両1万円⇒500万円です。